EC の一桁目の番号は,その酵素が触媒する反応の大まかな分類である。例えば,EC 1.X.X.X という酵素は全て酸化還元反応を触媒する酵素になる。ここには 1 から 6 までの数字が割り振られている。
このサイトで取り上げている酵素を中心に, EC 番号順に並べて示す。
EC 1.1.x: CH-OH の結合に対し酸化酵素として働く
EC 1.1.1.x: NAD または NADP を用いる
EC 1.1.1.1 アルコールデヒドロゲナーゼ (ADH)
EC 1.1.1.27 乳酸デヒドロゲナーゼ (LDH)
EC 1.1.1.49 G6PD
EC 1.1.2.x: チトクロムを用いる
EC 1.1.3.x: 酸素を用いる
EC 1.1.4.x: ジスルフィドを用いる
EC 1.1.5.x: キノンあるいはその類似化合物を用いる
EC 1.1.99.x: 他の電子受容体を用いる
EC 3.1.1.x: カルボン酸エステルの加水分解酵素
EC 3.1.1.3 ホルモン感受性リパーゼ (HSL)
EC 3.1.1.34 リポタンパク質リパーゼ (LPL)
EC 3.2.1.17 Lysozyme: 細菌を溶解させる。正確な活性はリンク先を参照。
EC 3.4.22.32 Stem bromelain: パイナップルの茎由来のプロテアーゼ
EC 3.4.22.33 Fruit bromelain: パイナップルの実由来のプロテアーゼ
EC 6.4.1.x : C-C 結合を形成する酵素
EC 6.4.1.1 アセチル CoA カルボキシラーゼ ACC