給餌方法の違いにより,DR は大きく以下の2つに分けることができる。これらは異なる応答を引き起こしていると考えられている。
Intermittent fasting (IF)
餌の回数を減らす。
Chronic calorie restriction (CCR)
Limited daily feeding (LDF) と呼ばれることもある(1)。
> C57BL/6 miceでは,1日おきに給餌するIFと,毎日のカロリーを 60% にする LDF のどちらも寿命延長(1I)。
> IF と LDF の違い,IF の pair fed 実験の結果から,大事なのは総カロリー量だけではないと主張(1R)。
: どちらでもインスリン感受性が増大し,神経が保護されることを示唆する結果が得られたが程度が違った。
: LDF. カロリーを40%減らすと体重は49%低下する。つまり燃費も悪くなる。
: IF. 餌の総摂取量は変わらなかった。餌がある日は2倍ぐらい食べているということ。
: IFでIGF-Iとβ-hydroxybutylateが増えるが,LDFでは減るのが大きな違いだった。