William (1957, ref 1) が提唱したとされている(2)。若いうちに適応度の増大をもたらす遺伝子が,のちに老化を促進する機能を示すために,老化は進化の過程で淘汰されないという考え方である。
- ... there was some unbreakable or perfectly rigid linkage between some individually beneficial trait(s) and the assumed to be adverse trait of aging (2).
ただし,Kirkwood 2005a (3) では,「若いうちには有利で,のちに老化を促進してしまう遺伝子」の実例はほとんどないと述べられている。