実験用 Experimental

Ammonia, アンモニア

NH3。アンモニウムイオンはNH4+。生体内でも合成されるので,代謝産物のアンモニアのページに飛びます。

 

Formic acid蟻酸, ギ酸 

HCOOH。ギ酸塩は formate。

TMS, tetramethylsilane, テトラメチルシラン 

プロトンおよび炭素NMRの標準物質として一般に使われる有機ケイ素化合物。有機溶媒に可溶。Si(CH3)4

 

TSP, tetramethylsilylpropionate, トリメチルシリルプロパン酸 

プロトンおよび炭素NMRの標準物質として一般に使われる。水溶性。


CTC, 5-cyano-2,3-ditolyl tetrazolium chloride

FACS で使われる呼吸のマーカー。酵素反応によって還元されると,蛍光を発する不溶性のホルマザン色素 formazan が生じ,細胞内に蓄積する。

 

DiBAC4(3), bis-(1,3-dibutylbarbituric acid)

FACS で使われる膜電位 membrane potential のマーカー。脱分極が強いほど,緑の蛍光が強くなる。

 

Propidium iodide, PI, プロピジウムイオダイド

FACS で使われる死細胞のマーカー。DNAやrRNAに相互作用して蛍光を発するが,生細胞の細胞膜を透過できないので,死細胞のみが染まることになる。細胞膜を透過する蛍光色素 SYTO9 との2重染色を行い,蛍光強度の比から生細胞・死細胞集団を分離するのが一般的である。

 

SYTO9

FACS で使われるDNA量のマーカー。細胞膜を透過する。透過しない蛍光色素 PI との2重染色を行い,蛍光強度の比から生細胞・死細胞集団を分離するのが一般的である。

Resveratrol, レスベラトロール

カロリー制限 DR と似たような効果を引き起こすことが酵母,線虫,魚,高脂肪食で飼育したマウスなどで報告されているポリフェノール化合物。

 

Dimethoate ジメトエート

アセチルコリンエステラーゼの阻害剤。殺虫剤として広く用いられているリン酸エステル。1956年から作られ始めた(Dogan, 2011)。

 

CDCl3 重水素化クロロホルム

クロロホルム CHClの水素が,重水素 D に置換されたもの。NMR で用いられる一般的な溶媒である。